今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

あわてる必要はないのです

2008年2月3日

 

月のみみずく……僕はゆとりを忘れてたのかもしれない。昔の旅は、もっとゆっくりだった。仮に落日に間に合わなくても、いい。黄昏の砂浜でごろ寝でもすれば、いい。 一昨日、杜甫の漢詩で、<浮雲>が旅人にたとえられたと書いたけれど<落日>もそうなんだ。別れた李白を思って。

<浮雲>と<落日>。白と赤、天と地の対比。大地のおおいなる営み。

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