月のみみずく……僕はゆとりを忘れてたのかもしれない。昔の旅は、もっとゆっくりだった。仮に落日に間に合わなくても、いい。黄昏の砂浜でごろ寝でもすれば、いい。 一昨日、杜甫の漢詩で、<浮雲>が旅人にたとえられたと書いたけれど<落日>もそうなんだ。別れた李白を思って。
<浮雲>と<落日>。白と赤、天と地の対比。大地のおおいなる営み。
今宵も月夜に導かれ、
あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。
いったいどこへ行き着くのやら。
そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 コメントはこちら:
コメントを投稿