昨晩、上総の山のなかの一軒家で夜を明かした。雨が降ったので、結局テントは使うことなく終わった。シュラフも。余計なものを装備していて肝心なものを忘れることがある。
昨晩、夜中にてひどい発作をおこしてしまった。あいにく薬を持っていなかったので、息ができず、死ぬ思だった。過呼吸か、喘息だと思う。喘息のばあいまえの医師はためらわず救急車を呼べといっていたが、さすがに、できなかった。
今朝、鴨川まで降り、救急病院へ連れていってもらう。救急外来は大学にはいって二回目。前はバイト中に指をつぶした時。絆創膏をはっただけですんだが。
喘息のほうは噴霧した薬剤を吸って、ステロイドの点滴をうったら、すぐ症状が収まった。
ひどい喘息の場合、噴霧がきかないことがある。小学校のとき下の学年の女の子が、救急車のなかで亡くなったのを思いだす。常備薬は常に持ち歩く。野外での基本事項を、僕は、忘れていた。
いまから長野へ帰る。