今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

残寮体制にはいります

2008年11月1日

 

今日は残寮当番。残寮とは文字通り、一日中、寮に残って当番・・・といってもほとんど事務室にいて暇してればいいのです・・・だ。卒論が進むといいのだが。今日はなるべく寝ないように努力しよう。考える一日にしよう。そう誓って一日が始まったのでした。

AM5:00 卒論執筆、断念
ってまだ早いよ? まだ暗いよ? 当番始まる前にまたねてまうでないか! 頭の体操に、いまの大学生を斬る。


1 朝のニュースをみていて
▼大学生の間で大麻がはびこっていて、逮捕者が出たとのことだ。みみずくと年の近い学生が、薬物に手を染めているとは、少なからずショックなことだった。受験を突破し、一流大学に入って、さあこれからというときに道を誤ったこと、留置場にのなかで彼らはどう思うのだろう▼心に隙間があると、悪はどこからともなく忍び寄ってくる。心の隙間とは思うに、将来に向かって勉強したり、将来にそなえて遊んだり、お金を稼いだり、恋愛をしたり、スポーツにうちこんでいれば、できないものかといえば、そうでもない▼メディアが騒ぐ要因は、それが“名”のある大学であったこと、つまりスキャンダル的な要素が、情報を浪費する側にとって“うけ”がよいことが、当然考えられる。お茶の間で「ああ〇〇大学も、地に落ちたわね」と、学歴コンプレックスをもつ大人が、眉をちょっとひそめて、内心(自分の大学でなくてよかった)(自分の息子・娘の大学でなくてよかった)と思うひともいなくはないだろう▼けれども、問題はもっと深刻だ▼(ここから暴論)今日、大学という場所ほど、ある意味、世の中から離れている場所もない。だからこそ、学ぼうと思えば、明日の事を心配しないでも、勉学にもしようと思えば熱中できる。かつて学生が社会に影響力を持った時代もあった。学生運動である。みみずくの住む学生寮など類は、格好の地下組織の場として機能していたらしい。信大は、寒させいか、キャンパス同士の地理的な障壁のせいか、あまり学生運動がはやらなかったそうだが、それでも古い教授の話を聞くと、なんでも当時、大学側と学生がわかりあうために山に登ったそうだ。それが、今日もなごりとしてある必修の授業残っており、学生は志賀高原ののぼらされる▼それはさておき、いまの大学には、そういった反体制、反抗的主張、社会批判精神は影を潜めてしまった。殺人や暴力まで発展した学生運動は、そのご忌まわしき歴史の事実として刻まれる。 けれどもその後、大学が純粋に教育機関として働くようになったかといえばそうでもない。こんどは学生が前ほど議論しなくなり、社会に疑いをもたなくなり、おとなしくなっていった▼学生は、かつて社会の病理と矛盾に闘っていた。いまは、世の中の病理に飲み込まれてはじめている。みみずくは、この先もっとこういった事件が明るみになっていくと思う。




書いてみたものの・・・・・・なんかこう、いまいち説得力のある文章が書けなくなってきた。具体性に欠ける。むかしはもうすこしましなことを書いた気がする。第一、自分で書いていうが、読んでいて面白くない。話題の選択からして面白くなるはずもない。文章の最後はお世辞でもいいから希望を書くべきだと思う。それが、読み手への配慮だ。これじゃ、まるで近い将来、日本中の大学生が麻薬に手をそめ、社会が根底から崩壊するみたいである。そんなことはまず、ないだろう。

PM18:00
だいぶ寝ました。卒論も本のすこししだけすすみました。先行研究に終始。といって論文を2つ読んだだけ。はたしてこんなんでいいのか? いいわけない。正直申し上げると、論文なんてかける身の程ではない。これからだいぶてこずりそうだ。

PM19:45
誰も来ない。ここは廃墟のよう。まるで長期休業中。この寮に人はいるのですか?と(不安に)思って駐車場にまわって窓の明かりの個数をみた。階に1人はいるようだ。こんなんじゃボイラーわかすのがもったいない。



0 コメントはこちら: