今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

春以来久しぶりの君津の森へゆく

2009年11月30日

0 コメントはこちら  

こころの隅で、ずっと、いつかいつかは、行きすぎた文明,喧騒から離れ、山で生き、死にたい、つまりはくらしたいと思っている……


みみずくの住家は、ここ朝比奈は山に南北囲まれた小さな町。けれど、真ん中に主要道路が通っているから静かでない。


このあいだ信大時代の親友、関東に就職した親友から「土日の遊ばない」というメールがあったのがきっかけで半年ぶりに千葉の山へ行った。みみずくが気のゆるせる、数少ない女友だちからお誘い。


その子をつれて、去年、頭狂った、みみずは、半期休学し、病み上がりで、横浜に戻った。そのとき高校生だった耳がしていたボランティアで知り合った画家のSさがさそって下さった千葉にの山に行った。


仕事の合間の2日だけの休日に付き合ってくれた親友に感謝。そこいら街中にはいない、タフな女の子。金脈はしらないが人脈ある友だち。


久しぶりに一緒にいて言葉にならないけれど、すごくあったかい気持ちになれた。

披露山公園

2009年11月18日

0 コメントはこちら  

小学生のとき悪い友だちと一緒に、遊びにいった逗子の披露山公園。


相模湾と富士山が見渡せる。


十数年ぶりに、お年寄りたちをつれて訪れた。


サルもアヒルも変わらない。


子どもの頃の大好きだった場所。


たしか崖っぷちから並んで立ち小便をしたっけ……。

乳酸菌を育てる

2009年11月15日

0 コメントはこちら  

みみずくは細菌やバクテリア、酵母に興味がある。


ミクロの世界で、生物の営みの根幹を支えているいきものたちは人間の暮らしをささえているもの。人間の腸にはも数億という細菌が共生している。そうきくと、みみずくは目に見えない不思議な生き物をもっとしりたくなったのであった。


……今日は仕事帰りに850円で中古のヨーグルトメーカーを買った。わずかな電力で一リットルの牛乳パックを、常時30℃前後でたもてるという代物である。


いまは明治乳業のL21乳酸菌を種にヨーグルトを作っている。作り方は簡単で一literの牛乳に市販のひとかけら「プロビオヨーグルト」をいれて、一晩温めるだけ。翌朝には固形のヨーグルトができている。


ヨーグルトならなんでもいいのだが、明治乳業のLG21乳酸菌は、一時期話題になって、胃癌の原因となるピロリ菌を減らす効果があるというので、いまはそれを種にしている。


カスピ海ヨーグルトやケフィアヨーグルトはかつて話題になったが、市販のヨーグルトに含まれる菌で簡単にヨーグルトを作ることができるのは案外知られていない。


牛乳がヨーグルトになる魔法をぜひおすすめしたい。

新しい町から

2009年11月14日

0 コメントはこちら  

引っ越しが終わり、やっと一段落しました。


写真はここから一番近い海、金沢八景。もうひとつはアパートから見える山。


朝比奈切り通しの近くです。


蛇口をひねれば水がでます。電気もあります。プロパンガスもあります。


当たり前のようですが、職場の七十すぎの大先輩は、鎌倉に家を自分で立て、水は湧き水をつかい電気もなく石油ランプで暮らしていたそうです。

そういう話しをきくと、このアパートは味がないようにも思う。


いつかみみずくもお金をためて山あいの土地を買い、仲間と家を立てたい……そして森と畑と動物にかこまれれて暮らしたい。


まず最初の目標はヘルパーの資格と障害児ヘルパーの資格をとること!


そのあと海外に飛ぶ。カンボジアや、北欧の国の福祉について見てきたい。


教員になる目標はひとまず保留です。まだ、自分の勉強が足りていないのを痛感するからです。


中身のないまま、世界も知らぬまま、子どもに授業はできない。


何年かかるかわからないけれど、ここの町を新しい出発点にして頑張る。

2009年11月5日

0 コメントはこちら  

夜中、思いだされる無名の人々……


大阪発出雲行き夜行列車で同伴した、住む最愛の人にあいにいくという中年男性。みみずくはこの人から貰ったカレーパンを食べ、その後食中毒を起こした。


シャッターがしまった深夜の千葉駅。体を売ってその日ぐらしをしているという女性。「女はいいですね」とうっかり失言し、お詫びにシャッターごしにピースを渡した。


電車の中でこれから先輩を殺しに行くといっていた兄弟。兄は根性焼きだらけ。車内で雪合戦をして別れた。電車に乗って殺しに行くというのが田舎だと思い。


屋久島の縄文杉の近くの非難小屋で泊まるといいはるみみずくを、凍死するから止めなさいと止めた元自衛隊のお兄さん。

「もー人類は木星につぃたよー」としか、いわない、かつてなにがあって精神を壊してしまったのか。


満員電車でスーパーカップ5つを袋にぶら下げ周囲の人の視線もくれず至福の表情で食べはじめた男。


公園で小学生のみみずくあいてに自転車のチェーンを振り回し、「彼女用」の二台目の携帯電話をもつ若いセレブホームレス。芋飴というのをくれたが毒がはいっていないか心配でみみずくは気づかれないように吐き出した。


数学の試験中、失禁した隣席の友達。お茶をこぼしたのだといっていた。

修学旅行のバスのなかでもよおしたがバスを止められず、しかたなくペットボトルにしたクラスメートもいた。どうやって入れたのか、諸説あった。


病室で桜のスケッチをしているとおもむろにはいってきて花をパクッと食べてしまった小さいおじいさん。機嫌がいいときは「かぼちゃーかぼちゃーかぼちゃー」歌っていた。


印象が強くて死ぬまで忘れられない。

頭の引っ越し中

2009年11月3日

0 コメントはこちら  

八百屋の棚卸しではなくて引っ越しの荷造り。


引っ越しのたび無駄なものにかこまれて生活していることがわかる。


要るものはほんのわずかばかり。ほとんどはココロの隙間を埋めるため広いあつめたガラクタ?


職場で毎日ティシュをあつめ、小さな布袋にぎっしりつめている老婆と私は似ている。


がらくたは捨てさり、新しい生活が始める。ここで心機一転、古い生活にけりをつける……