今宵も月夜に導かれ、
あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。
いったいどこへ行き着くのやら。
そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録
2009年1月25日
2009年1月22日
臨任、非常勤の面接については、希望の職種に関して用紙に記入し、簡単なお話をするにとどまった。なぜ、この地区を選んだのか、採用試験は受けたか、等。
需要は小学校の場合かなりあるそうだ。というのも精神的な面で休職する先生が増えているからだという。おそらく「先生」自体が大きく変化したのではない。子どもを取り巻く社会環境に歪みがあるのだろう。物質的豊さ、親の学歴や価値観の変化、教師の信頼の低下、受験戦争、不安定な雇用、日本も世界もいま一番先が見通しにくい時代である。それに敏感に反応するのが子どもなのだと思う。
さて、つまるところ、非常勤というのは場合によっては、その休職した先生のクラスを受け持つ可能性もある。ベテラン教諭でも授業が成立困難なクラスに、ただでさえ大学を出たばかりの、試験も受かっていない、ひよっこのみみずくが配置されたら、どうするか……。それはいま考えても仕方のないことかもしれない。
非常勤講師の形態はいくつかあって、しかし一人ぐらしをするにあたって給与の面である程度安定した雇用形態のものは、すべて○をつけた。一方、特別支援教育に関して、○をつけないでいたら(免許がいると思い込んでいた)、とくに強い希望はありますかと聞かれた。断る理由がみあたらなかったので○をした。実に、特別支援に関して、自分は一冊の新書しか読んでいない。ほとんど無知に等しい。これから知らなければならないことが山ほどあることを痛感する。
いよいよ現場にでるとなると、いままで大学で学んできたのに、それがほとんど自信にならない。……自分のことをさておいても日本の教育系の大学は、もっと長期の実習の機会をもつべきだと思う。信大は他の大学と比べ一年時から臨床経験を積む機会が多いが、それでも不足な気がする。個人的な活動を加えたとしても、実際クラスをもち、授業をするのは短い実習の時だけだからだ。
わりかし真剣に大学生をやっていたほうだと思う。けれども今更ながら、もっと主体的に学んでおけば良かった。
小田原にて
2009年1月21日
こんな狭いところに閉じ込められて、一生を終わらせるのは忍びない。
そう同情していたら、おもむろに大量の水を吹きかけられ、スーツは水びたしになった。
2009年1月20日
これは墓石の会社のキャッチフレーズらしい。
「このままじゃ、わたし、かわいいだけだ」こちらは朝日新聞。かわいくない女の子がつぶやいている図を思いうかべる。
キャッチコピーというのは面白い。ただそれだけ。明日は面接。自分のキャッチコピーでも考えとこうか。
2009年1月16日
今はなき人が、夢枕に立つことがある。
みみずくがその人の家に行った。(今から思えばそこは、いろんな記憶が混ざったいったことのない家だった)するとそこには、はっきりしないが親しい人たちがたくさんいて、薄暗い部屋の中、白熱灯のあかりのなかで机を囲んでいる。みみずくは、だれかに手をとられ、かまどらしきもの中で燃えている炎のなかに手を入れて暖めている。熱くないんですね、という。う
楽しい夢というよりは、憂鬱でどことなく哀しい夢だった。通夜のようでもあった。
夢というものは、本人の無意識によるものだと、99パーセントは思うけれど、あの世からの何かしらのメッセージであるかもしれない、あるいはそうであったらいいのに、と思う。
「仲間に囲まれて、こっちはこっちで元気でやってるよ」、という意味であると、目覚めてから解釈することにした。そのほうがずっと、いい。
2009年1月15日
この物質的に恵まれた豊かな世界で、一番つらいこととはなんだろう?
人から誤解をうけること?
人から蔑まれること?
愛する人を失うこと?
努力が報われないこと?
誰からも必要とされないと思ってしまうこと?
時々、それらに耐えるくらいの精神力が欲しいと思う。この宇宙の長い歴史から見れば、そんなことはささいなことと思えるような……そう思えれば、ずっと、楽になるだろうに。もっと浮遊して、生きられるだろうに。
しかしある程度の辛いことをがあるからこそ、人はその真逆のもの喜びたとか、幸せだとかを感受できるのかもしれぬ。辛さで押しつぶされてしまうことも、中にはあるだろうけれど、それは人生のうち数えるほどしかないまれなことである。
歩くと、ふらつき、頭の真ん中からパキっという音が聞こえる。からだに軽い電気が走り、ふわふわした感じになる。頭が一瞬、ふらーっとぼけるような感じ。
このくだらない、プラスチックの味がする劇物が、自分の人格まで支配していることを思いしる。なんの役に立ってるのかわからない、それでいて値段は高く一粒134円、一日にしてその3倍、この数粒の薬を買う金があれば、どれだけの人が助かるのか。
本剤減量中又は中止後:神経過敏、めまい、嘔気、情動不安定(涙ぐむ、気分変動、自殺念慮、自殺企図等)、腹痛
2009年1月13日
いちゃりばちょーて!
こちらこそ、よろしく。方言ってあったかいよね。石垣島でも日本語だから懐かしく感じるのかな?
長野はやっと雪らしい雪だよ。卒論はなんとかなるよ、きっと。たぶん。ありがとう。
* * *
昨晩、実家、神奈川から帰ってきた。今朝、臨時採用の件で神奈川県に電話したら、面接するから今月中にきて下さいって…
試験でないにしろ、面接は重たい。でも相手側もまさか履歴書だけで、採用を決めるなんてできないだろうから。いや、できないというより、してはいけない。
時間がない。準備しなくては。
神奈川県の臨時採用はいくつかの地区にわかれていて、長野のように一括申請ができない。併願しても、すべての場所で面接だとすると、この忙しい時期に全部まわりきれない。神奈川県も広いから。
湘南三浦地区とあと一カ所くらい、愛川か厚木、箱根を検討中。
2009年1月7日
一日の大部分を寝て、起きているときは卒論を書いている。
書く気にならないときは、焦燥感に苛まれるの避けるために寝る。
寝て、おきて、どうもまだ書く気が起こらなければ、また寝る。
年末からずっとこんな調子で、夜も昼も関係なく、寝てばかりいる。
実家にも帰らず、友だちにも会わず、ひとりこもりっぱなし。
先月、携帯をなくし、あわせるかのようにパソコンも壊れた。
いま大学の図書館のLANを通して更新している。
携帯電話など、なくなってしまえば、なんていうことはない。
この自分に用事があるなら、ほかの手段を使ってでも連絡は届くはず。
と、自分勝手にきめこんで以来、いまのところ、なにもない。
明日は、卒論を提出しなければならない。
あれだけ気に病んで13ページしかかけていない。
質的には2ページあるかないか。う
現実から逃げたい。・・・・・・すでに眠くなりつつある。