今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

頭がピキピキする? パキシルの中断 

2009年1月15日

 




寒くて病院にいくのが面倒くさくて、パキシルを切らししまっていた。5日くらい……油断していた。


歩くと、ふらつき、頭の真ん中からパキっという音が聞こえる。からだに軽い電気が走り、ふわふわした感じになる。頭が一瞬、ふらーっとぼけるような感じ。




このくだらない、プラスチックの味がする劇物が、自分の人格まで支配していることを思いしる。なんの役に立ってるのかわからない、それでいて値段は高く一粒134円、一日にしてその3倍、この数粒の薬を買う金があれば、どれだけの人が助かるのか。

【使用上の注意】
1.慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)
􏍁 躁病の既往歴のある患者[躁転があらわれることがある。]
􏍂 自殺念慮又は自殺企図の既往のある患者、自殺念慮のある患者[自殺念慮、自殺企図があらわれることがある。]
􏍃 てんかんの既往歴のある患者[てんかん発作があらわれることがある。]
􏍄 緑内障のある患者[散瞳があらわれることがある。]
􏍅 抗精神病剤を投与中の患者[悪性症候群があらわれるおそれがある。](「相互作用」の項参照)
􏍆 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
􏍇 出血の危険性を高める薬剤を併用している患者、出血傾向又は出血性素因のある患者[皮膚及び粘膜出血(胃腸出血等)が報告されている。](「相互作用」の項参照)※
2.重要な基本的注意􏍁 眠気、めまい等があらわれることがあるので、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には十分注意させること。これらの症状は治療開始早期に多くみられている。
􏍂 うつ症状を呈する患者は希死念慮があり、自殺企図のおそれがあるので、このような患者は投与開始早期ならびに投与量を変更する際には患者の状態及び病態の変化を注意深く観察すること。また、新たな自傷、気分変動、アカシジア/精神運動不穏等の情動不安定の発現、もしくはこれらの症状の増悪が観察された場合には、服薬量を増量せず、徐々に減量し、中止するなど適切な処置を行なうこと。なお、うつ病・うつ状態以外で本剤の適応となる精神疾患においても自殺企図のおそれがあり、さらにうつ病・うつ状態を伴う場合もあるので、このような患者にも注意深く観察しながら投与すること。
􏍃 若年成人(特に大うつ病性障害患者)において、本剤投与中に自殺行動(自殺既遂、自殺企図)のリスクが高くなる可能性が報告されているため、これらの患者に投与する場合には注意深く観察すること。(「その他の注意」の項参照)
􏍄 自殺目的での過量服用を防ぐため、自殺傾向が認められる患者に処方する場合には、1回分の処方日数を最小限にとどめること。
􏍅 家族等に自殺念慮や自殺企図のリスク等について十分説明を行い、医師と緊密に連絡を取り合うよう指導すること。
􏍆 大うつ病エピソードは、双極性障害の初発症状である可能性があり、抗うつ剤単独で治療した場合、躁転や病相の不安定化を招くことが一般的に知られている。従って、双極性障害を適切に鑑別す
ること。
􏍇 投与中止(特に突然の中止)又は減量により、めまい、知覚障害(錯感覚、電気ショック様感覚、耳鳴等)、睡眠障害(悪夢を含む)、不安、焦燥、興奮、嘔気、振戦、錯乱、発汗、頭痛、下痢等があらわれることがある。症状の多くは投与中止後数日以内にあらわれ、軽症から中等症であり、2週間程で軽快するが、患者によっては重症であったり、また、回復までに2、3ヶ月以上かかる場合もある。これまでに得られた情報からはこれらの症状は薬物依存によるものではないと考えられている。本剤の減量又は投与中止に際しては、以下の点に注意すること。
1)突然の投与中止を避けること。投与を中止する際は、患者の状態を見ながら数週間又は数ヶ月かけて徐々に減量すること。
2)減量又は投与中止後に耐えられない症状が発現した場合には、減量又は中止前の用量にて投与を再開し、より緩やかに減量することを検討すること。
3)患者の判断で本剤の服用を中止することのないよう十分な服薬指導をすること。また、飲み忘れにより上記のめまい、知覚障害等の症状が発現することがあるため、患者に必ず指示されたとおりに服用するよう指導すること。
􏍈 本剤を投与された婦人が出産した新生児では先天異常のリスクが増加するとの報告があるので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人では、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合以外には投与しないこと。(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)


・・・どんだけ注意書きが多いんだよ。思わずつっこみたくなるよ。悪夢なんてしょっちゅう。今朝は鶏の卵を孵化させさせようとして、中から腐ったひよこが出てきた夢だったよ。

本剤減量中又は中止後:神経過敏、めまい、嘔気、情動不安定(涙ぐむ、気分変動、自殺念慮、自殺企図等)、腹痛
うつを治すはずの薬が、自殺企図につながる。風邪薬が風邪を悪化させますよっていってるようなもの。わらっていられるんだから僕はだいぶよくなったのかもしれない。
外は雪。午後から講義。眠たい、いま寝たらまた夜になってしまうから、あと一時間したら、病院にいく。
「とりあえず生きていられるなら大丈夫です」ってまたいわれにいこう。
* * *
午前中、病院にいく・・・・・・
若い医師(主治医の息子)の診察を受けた。大体言われることはわかっている。むしろパキシルの中断については、調べたばっかりだから、こちらのほうが詳しい。
医師:「パキシルは切らすとまずいから、なくならないうちでもいいから、早めに取りに来ること」
みみずく:「・・・・はい、すみません」
そして脳のアドレナリンがどうだセロトニンがどうだこうだといっている。そんなこと、いわれなくてもわかっているし、第一それは仮説にすぎない。神経科の医師なら、まず患者の言葉に耳を傾けてほしい。
薬代がなかった。
薬局に行って、悲しい顔をして、1000円分だけもらえますか?といったら、お金は後日でいいといって、5000円分の薬をさきにくれた。
「調子はどうですか?」って・・・薬剤師の声になきそうになった。

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