今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

深夜、阿蘇の麓にて

2008年2月16日

 

乾燥若芽&椎茸&ニンニク入り棒ラーメンをコッフェルで食べてたら、ペアレントのおばちゃんのら二時間くらいずっとお話を聴く。

クリスチャンでもあるおばちゃんは兄4人、妹4人の三女。兄も姉も、は戦争を乗り越え生きて帰れたものの、みな事故や病気で想像を絶する死にかたをしていらっしゃるとう。二時間壮絶なお話を聴いていて、言葉が出なかった……

お話の最後、夫のことに触れた。……先月亡くなったのだそうだ……気づかなかったが、食堂に大きな祭壇と遺骨、花……
自分の思っていた以上、苦しみに耐えて、それでもなお生きている人が多いことをこれまでの旅で知った。

テレビが、踏切で自殺をしようとした女性を助け殉職した警察官のドラマをやっていた。心拍が停止する場面でおばちゃんも僕もこっそり泣いてしまう。このペアレントさん、何回、肉親との死別を経験してきたのだろうか……

今晩の同部屋はイギリス人2人。ドラマの内容を、涙をこらえて、つたない英語で通訳した。

深夜、阿蘇ユースにて。

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