今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

屋久杉の森へ

2008年2月19日

 

50CCの原付と、125CCのオフロードバイクで、朝四時、まっくらな荒川登山口を目指す。かなり寒い。YHのねーちゃんとは6時合流の予定。三人で屋久杉を目指す。往復十一時間。

出発は、安房の土産屋さんの上。素泊まり1800ちょっと。昨晩は誰もいない簡易宿泊施設で、盛大に夕食を作って食べる。ラーメンだけど、なんと肉、餃子、ニンニク、わかめ、梅干、しいたけ、にんじん、白菜入り。ご飯も。「明日は戦い」と種子島からのロケット発射を待っている元自衛隊員のお兄さんは言う。でも「スローラ~イフ、スローラ~イフ」と呪文のように唱えてた。今日の登山中はその人といろんなことを話した。

YHのねーちゃんは、山慣れして体力があり、年明けから運動不足の月夜のみみずくはついていくのがせいいっぱい。登山道は雪で、アイゼンがないとかなりすべる。道はやや険しい。遭難して亡くなる人も年に数人いるこの屋久島。油断はできぬ。曇りだったが、縄文杉の目の前に来た瞬間青空が広がった。

・・・いまはバイクのお兄さんと別れ、明日のフェリー到着をまち、原付を貸してくださった店のお勧め、2000円の素敵な民宿「愛舟」。YHより安く、小さいけれどきれい。ご主人さんも、宿泊客3人も、とても親切でほっとした。縄文杉と対面した感想は、またいつか書きます。この人とであっていなかったらいまごろ非難小屋で寒さで震えて、死んでたかもしれない。

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Tsukiyo-no-Mimizuku さんのコメント...

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