今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

四十一番竹林寺 から 阿波池田まで

2008年2月4日

 

 四十一番 竹林寺

市内からあるくこと二時間、川をこえ、山に登り、古刹 竹林寺に参拝してきました。もう時間的に高知巡礼はここまで。お寺は一つしかまわれなかったけれど、何度も、深く祈りました。今日はお遍路さんも多くすれ違いました。それぞれの人がいろんな思いを抱いて、この八十八箇所巡礼をしているのです。迷いや苦悩を断ち切るために。寺内あちこちにある願い事の寄せ書き。・・・・・見ると月夜のみみずくよりずっと深刻な問題を抱え、仏に救いを求めていることが分かりました。人と比較してもしょうがないのですがね・・・・・・「神の国」四国滞在も残り少なくなっていきました。 旅を少し急ぎます。といっても、これから乗るのは「鈍行」。大歩危、小歩危をすぎ、阿波池田にむかいます。

・・・・・・追記  電車の中で数日の旅の疲れが出て、爆睡してしまいました。YHの旅は、寝る時間、起きる時間が決まっているので、自然と規則正しい生活に矯正されるのです。おきたら終着駅の阿波池田駅でした。YHの人が車で向かいにきて下さいました。車に入るとお香のにおい?? そう住職さんだったんです。つまり今ここにいる、今夜の宿泊地はお寺、ということです。

旅人は自分ひとり。昨日もそうだった。この時期はYHは寂しい。でも親切なペアレントさん(住職の奥さん)とと話して、すこし元気になりました。明日の朝、朝のお勤めにご一緒させてもらおうと思いつき、頼んでみたところ、OKが出ました。あとそうそう、ここは一転して四国の山の上。雪が積もっています、少し。だんだんと心が穏やかになってきた月夜のみみづくです。

ご覧になってくださっている方、さいきんグチや弱音、感傷的なことばかりのブログでごめんなさい。今日も閲覧してくださってありがとうございました。

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