月夜のみみずくの家族。
月夜のみみずく:一人暮らしの父がたの祖母の家から帰り道。もらった電車賃で泡盛、島歌(25度)を900mlを飲み干すアルコール中毒、兼うつ病。母は激怒。普段言葉を交わさぬ父と話し合い。
父:妻(みみずくの母)にどやされつつ勤勉実直に働く小学校教員。無口。
母:自称躁鬱病。元気なときは一のことを十にしていい、うつのときは泣いて不眠。
祖母:「明日あたしんちからみんなでていってもらう。あたしには優しい息子(みみずくの叔父)がいるんだから」いびきをみとめず娘からテープレコーダーの証拠を聞かされてもうわのそら。
兄:ソーシャルワーカーをめざす自称、高機能自閉症。みみずくと父には言葉かわさず。祖母のことを「あのくそばばあ」といい、弟のみみずくには言葉はなくともうつ病のことや支援センターの資料をくれる。
世界一変わった家族。たぶんみんな自分のことがいちばんまともだと思っている。
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