今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

かえるの妖怪

2008年6月6日

 

我が家はいまだインターネット回線につながっていない。昨晩23時にレポートを完結させた兄はそれを大学に送信せんがため、母の罵声を背に、電車にのって深夜のネットカフェへ向かった。その帰り……時は丑三つ、勝手口から家に入ろうとした兄は、漬け物石くらいある巨大な黒い影がぴょこぴょこ石段を降りてくるのを見て、たじろいだ。しまいに足にとびついたものの正体は巨大カエル。


話はそれだけではない。一昨年前、我が家の庭の梅の木の下、同じ大きさのカエルが、もごもごっと飛び出したのを、これまた兄が偶然出くわし、「ひからびやせんか」と哀れに思い、遠くの池まで放しにいったという。


池と家はかなり遠い。祖母は幻覚だという。はたして同じカエルが帰ってきたのか……不思議なこともあるもんだ。


本日 夕方から調子よくなり、夕餉の買い物(監視付)と調理をし、久しぶりに一冊の文庫本を読み切った。明日の目標は地獄の朝に起きること。

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