今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

懐かしい山の写真

2008年6月16日

 

◆日付がかわってしまったが、今日は生活支援センター「愛&あい」で夜まで絵を描いてた。途中二時間はカラオケ大会(といっても参加者は七人ほど)。入院してた時、一度「襟裳岬」を歌った以来。声がでないので体をよじったりして苦悶しながら「どんなときも」を歌って、努力賞(笑)。それよりも歌う通所者の方たちの姿をみていて、美しいと思った。たとえ歌が上手くなくても、なにかこう、その歌う人の心のうちが歌を通して伝わってくるのだ。一人ひとりちがう人生、その喜びや深い悲しみ。涙がでそうだった。「精神障害者」……それは人間が便宜的に作った区別に過ぎない。皆、同じ「人間」。ゆえに心の醜い面もある。もちろん、みみずくにも。


◆精神保健福祉士の資格をもつスタッフさんや所長は、利用者の病状を聞いてくることはない。けれども、悩みがあればいつでも相談にのってくれる。なんとなく嫌で飛び出した横浜。けれどもみみずくが思春期を過ごした街でもある。


◆信州の友人、最終的には反抗してしまった上松病院の職員さんや院長、みみずくの家族、施設に通うひとたちのさりげない思いやりや厳しさ、そして亡くなった親しい人たちの見守りに支えられていることに、月夜のみみずく、生まれてはじめて、心のそこからありがとうございますと言いたい。


◆明日は、このセンターに月一で来る先生の診察を受ける。

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