ちまたでは「プリウス」などハイブリット車のエンジン音が静か過ぎて、逆に問題になっているというが。
みみずくは、音ではなく、排気効率が向上するという噂を聞き、リトルカブにメーカーの不明の「ボンバーマフラー」をとりつけてみた。
普通なら「すとととと・・・・・・」と上品に走るカブが、
「ぶぉ〜んずごばばば!」と始動加速し、減速すると「ヴォー〜ン」という低重音を響かせるようになった。うぬ、小気味良い…
原付のなかでも最も静かな部類に入るホンダ技研のカブが、マフラーを変えただけで、こんなにも豹変するとは…
しかしだ。多少うるさくてもそれなりの馬力や排気量があれば、まあ理解できるものの、みみずくのカブは排気量49cc、くたびれかけた年代車で低重音を響かせてひとり悦に入っているのはどうなのか。
さらに、こんな音を出して閑静な住宅地のグループホームに出勤したら、たちどころに、ご老人の二、三人が心臓発作を起こすばかりでなく、近所から苦情がきて、大変なことになると思い、手前から押して歩いた。
おまけに仕事のあと、キックペダルが干渉して 外してみたら元に戻らなくなり、スパナ片手に暗闇の駐車場で格闘。
帰りぎわの職場の人たちに「故障したの? おうちはどこ? 帰れるの?」と声をかけられ、大恥をかいた。
中身の無い見栄は はってはいけない。
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