今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

仕事雑記

2009年7月4日

 

体と頭が少しずつ、仕事に適応してきたように思う。


ただ、1日数回、まるでフリーズしたかのように思考が停止する瞬間がある。情報がおおすきて、回線がダウンしてしまうような……


例えば転倒のリスクが高い方の介助は、一秒目を離すと、それが命とりになるる。一人で仕事をしながら複数人を見守るのは、かなり神経を張り詰めさせる。

また職場特有の人間関係もこれまたむつかしい。<注意>と<叱責>のことばしか発しない<怖い>上司がいたりすると、自分の不足を改めるのにはいいが、行き過ぎるとささいな失敗が怖くなる。そして仕事の基準がその上司のご機嫌にそうようになってしまったら、それはもう意味のある労働とは言い難い。


どんな仕事も始めは素人なのだから先輩のすべてのことばを受けいれるべきなのだが、やがてその矛盾や、自分の意見と食い違いを見つける、それを建設的に表にだせるか?


無益な争い諍いを嫌うみみずくは「頭を下げて秀吉になるのが長期的にみて得策か」などと腹黒いことを考える。そう考えたほうが精神衛生上よい。


今日の時点でみみずくが内心思うこと。


・「叱るのは、人に嫌われるから、誉めるより難しい」とは限らない。


・「叱る」ことも「誉める」ことも一長一短あり。

・叱られるのは、気分のよいものではない。(…当たり前か)


・熟練にもある欠点=熟練ほど失敗は少ないが、熟練ほど視野が広くなるが、死角に気づきにくい。


・素人にもある利点=視野は狭いが、見えている角度については、慎重になる。失敗も多いが。


・人の成長は反省をしなくなった時点で停止する。


・他人の悪口・不満をその人のいないところでいいふらす人は信用しにくい。本人の前でいうのは潔いが、火花は多少散る。

*以上のことは、自分も含めて誰しもにあてはまると思う。


・介護は、自分が将来介護されることの前だおし。


・記憶を失うことは本人にとって計りしれない不安である。が、自らを守るためにも働く。


・短命=不幸とは限らない。長寿=幸福とも限らない。


・人の尊厳は、どんなことがあっても失わない。

・「花を生ける」というすなわち「花を枯らす」。たとえそれが美であっても個人的には野に咲く自然の花のほうが好きだ。野花は種になるが生け花は、枯れて終わりである。花は自然科学的にいえば人間のために咲くとは言えない。子孫をのこすためだ。

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