今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

そろそろみみずくも出て行く準備をはじめます。

2009年3月24日

 

ひとり、またひとり、寮を去っていく。


みんな僕の知らない土地へ、知らない生活を始めに、ひとりまたひとり去っていく。


このまま僕が、なにも動かなければおそらくもう二度とあうことがないひとたち。去年のいまごろ、部屋で伏せていて、本当に二度と会えくなってしまった人も多いから、なるべく見送りたいとは思うけれどなかなか外にでる勇気がない。


って……自分はいつここから撤収するんだ?まだ部屋は荷物でごちゃごちゃしている。


想像していたよりも耐え難い時間なので 部屋からすたこら逃げだすことにした。


市役所にいって除籍をして、病院にいって 当分の薬をもらって……


気は紛れない。やっぱり帰る。

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