今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

北の自動車学校9 吹雪

2009年3月15日

 

午前中降っていた春の雨は夕方近くになると吹雪に変わった。視界は夜なのに真っ白になった。


道路交通法上、僕はふさわしくない薬を大量に飲んでいるので眠く、教習所にいる待ち時間は畳の部屋にいて、いびきをかいて寝ている。寝ているのに自分のいびきが聞こえるのだから少し異常かもしれない。


そんな吹雪と眠気のなか、路上教習が行われた。

かつて、今日のような天気のなかスクーターで能登半島をまわったことがある。一キロすすむごとに停車して顔と手の感覚を温めないと麻痺して動けなかった。無謀の極みである。(それでも郵便配達のカブは走っていた)


それに比べいまは、車の中である。屋根がついている。滑りやすいというが、4輪は2輪に比べようもない安定性がある。だいたい滑るだけでは、4輪はひっくり返らないし、自分も吹っ飛ばない。


もちろん重大な事故をおこせば原付は多くの場合自分が死ぬだけだが、車は相手も死なせることになるので、油断はできないのだが。


ともあれ、この日中のひどい眠気、なんとかしないと。

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