今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

山あいの小学校

2007年7月14日

 


昨日は長野県教育委員会の事業の一環で、公立小学校へ理科の授業のお手伝いをしてきた。


  その名を「理科支援員」という。学生でありながら、臨時の県職員という不思議な身分である。ちなみに僕の専門は理科ではないが、学校でやるレベルの基本的な実験作法については、そこらの理科専攻の学生より詳しいのである。なにせ6年間、周りがスポーツに熱を上げていた年代に、実験室にこもり、フラスコを振っていたりしていたのだから(笑)


  バスに一人ゆれること40分、鬼無里村の小学校の5年生の子どもたちの教室へ。


  校長先生とお話したり、理科の実験の補佐をしたりで、充実した一日だった。

  ・・・・・・中庭に咲く花々の花粉。水底の微生物。見えない、けれどもミクロの世界で生きとし生けるものを、顕微鏡で探す子どもたち。


  その好奇心に刺激され、担任の先生も僕もつい授業を忘れ、夢中になって顕微鏡をのぞいていた。一学年15人。四方を山に囲まれた、のどかな学校である。


教育実習で教室恐怖症になりかけていたが、将来、こんな学校で、仕事ができたら・・・と思う。

のどかな山間ですごした一日だった。






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