今日の夢は「教員採用の筆記試験」であった。
みみずくは、一番右奥の薄くらい机。
問題用紙が配られる。
開始直前になって、やっと試験監督が用紙をもってきた。バケツいっぱい分の乱雑な書類の山を渡される。
み「え……なんで?」
試験がはじまる。周囲の受験者は猛スピードで鉛筆を走らせる。みみずくは、書類の山をかき分け、一問目を探すが、みつからない。
焦りが頂点に達したころ、やっと問題用紙らしき紙を発見。
み「……9次関数……多次元ベクトル……洗濯機数と漂白剤の関係を数式で表せ……なんじゃそりゃああー」
ああ……きっとこれは受験者を惑わす、いじわる問題だ。飛ばせ。
次の問題は文章題だった。しかし1日かかっても、読み切れなさそうな分量。
み「悪夢だ! これはなにかの間違いだ、さもなくば間違いのなにかだ」
時間はもはや終わりに近づき、ほかの受験者は、もうときおわったのか、別の会場にいってしまった。
試験監督「そんな問題も解けないんですか」
み「……」
* * *
夢は現実とごっちゃになって、なにをか知らしめる。
0 コメントはこちら:
コメントを投稿