父母に、施設で働くための保証人の印を押してもらう。
その間小言、文句、を絶え間なく言われる。そんなにだめ人間なんだろうか。そんなに家族に迷惑かけているのだろうか。まるで「価値のない人間は死ね」と言われているかのように聞こえた。なんでここにいる?
ともいわれた。
苛立ちがつのる。やるせなさも募る。けれども黙っている。印を押してもらわないと施設ではたらけない。
親には主に資金面(!)でこれまでずっと支えられてきているけれど、その分、束縛も受けている。
距離をおきたかった。だから長野に四年間いた。なのに不本意に帰ってきてしまった。
まだ自立できないことが、苦しい。
親不孝になりたい。
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