今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

みみずくの信仰と宗教

2009年6月10日

 

昨日の朝刊でふと目に留まった記事があった。


この五年間でタイからの独立を求めるイスラム過激派が、教職員を100人以上殺害しているという。今年もすでに5人が銃殺されており、現地では軍が教職員の通勤に護衛をつけるという非常事態が続いている。公立学校も二百以上放火された。


タイは仏教従が95%を占めるが、マレーシア付近の数県では、イスラム教徒がほとんどを占め、子どもたちに仏教の価値観を教える教師が過激派に敵対視されているのだ。

一方ではこんな記事も。長野県では有名だがラブホテルには謎の看板「宇宙なんとか学会」というのがある……要するに、宗教のお布施ということで収益を得て、脱税しているのである。ラブホテルと宇宙と、何の関係があるんじゃ。


神は存在しない。少なくとも人間のためには。
殺人の為に、私利私欲の為に宗教がある。


嘘だ。神など存在しない。少なくとも人間の思い描くような。


みみずくは、じつは信仰をもっている。それは科学だ。科学は科学でも核兵器を作るような応用科学ではない。森羅万象を探求する自然科学だ。


日本人は治安が悪いようで世界と比較すると、まだいいほうだ。監視国家のなかで国民は平和ボケしている。戦争や飢餓、災害、疫病の危機は間近にある。


みみずくの信じる「宗教」つまり自然科学の探求のさきに「神」がいるのだとしたら、「神」は間違いなく人間に天罰をくだす。迷惑なのは動物たち、外の生き物たちだ.

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