黙秘義務があるから仕事場のことを書くときは、気をつけないといけない。けれども書きたいことがたくさんある。これから書ことは、実在ではなく、「仮に」ということで書かせていただきます。現実に起こったことではありません。
今日で四日目の仕事場。介護の技術はまったくの素人のみみずく。
仕事場の先輩「君、大学、何学部だったの?」
みみずく「…教育学です」
先「あ〜、ダメだ。教育なんて、人を'教える'人間が介護なんて」
み「……」
思わず、「はい!」と答えそうになる。確かに、たかだか四年の教育学部生は、福祉の世界にいきなり飛びこんできて、心がまえも技術という点もまるで、通用しない。たとえ「ケプラーの楕円軌道」を数式にあらわせても、おむつは簡単に変えられない。
たとえ「ゆとり教育」ついて一時間言えても、ゆとりをもって、からだを移動させることはできない。
畑ちがいの人間。
みみずくは叱られると気落ちはするほうだ。自慢ではなく小さなとき、誉められてばかりで育ったから。
けれど、いつもより引きずらない気もする。
根っこは違っても、お日様に向かって生えるのは同じ!
と自分にいいきかせ明日も頑張りたい。
0 コメントはこちら:
コメントを投稿