帰宅後、不合格を責められ。しばらくはなにもいわず聞いていた。でもやっぱり耐えられなかった。親が許せなかった。机をあしげりでひっくり返し。母につかみかかる。父と祖母がとめる。
「ででいく!」
部屋にもどり。パキシル14錠、テシプールあるだけ。レキソ十錠、あのひとがそうだったように安ワインで飲みくだした。あのひとはそれを吐いて切腹して死んだ。
タバコを紙ごと四本たべた。致死量は二本ときいている。
死ぬだろうか。
死んでいい。なすべきつとめはなした。
こんな役立たず死ねばいい。死ね。
僕は、多くのひとを助けた。だからもう役割は果たした。いま死んでもいい。
寂しい
0 コメントはこちら:
コメントを投稿