今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

試験なんてまったく世の中から消えてしまえばいいのに! その2

2009年4月29日

 

……かのルソーもこういっているではないか。


〈自然が子どもの脳を柔軟に作ったのは、王様の名前だとか、年代日付などのおよそ将来に役に立たない言葉を刻みつけるためではない〉


〈その子どもの性質と能力とにあった方法で、一生のあいだ自らを導いてゆかせるためなのだ〉、と。


ルソーの言葉も、毎年多くの都道府県が出題されている。


次のは、かの月夜のみみずくのパロディ。


〈神あるいは自然があたえたもうた、みみずくの柔軟な頭は、 あなたの、およそ将来に役に立たない言葉を一字一句丸暗記するためではない〉


付言すると、〈少なくとも、昔の格言を生かせるほどまでに、私の生活は、充実していないのだ〉

いずれこの言葉は、どこかの国の採用試験に出るかもしれぬ。

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