昨日、寮友の車を少し運転させてもらった(もちろん公道ではなく)。ここのところ無免許つづきだ。
あんな重い物体が、手と足の操作で動くなんてびっくりした。老人にとって杖が体の一部になるように、身体の範囲が広がる、不思議な感覚であった。トラックの運転手、さらには飛行機の操縦士は、広大な身体を、ふだんは一人分の体を動かす精神で制御するのだから、すごいと思う。もちろん慣れもあるのだろうが。
この構図は権力者、政治家や官僚、資本家にちょっと似ている。すごい、とばかりはいっていられない。慣れとは、どちらの場合にせよ、往々にして恐ろしい過ちを犯すこともある……
みみずくは、車はまだ、いいや。
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