今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

美的実存の断崖絶壁

2008年9月16日

 

……株価は暴落の兆しを見せはじめ、世界経済が瓦解し、食料危機が訪れんことを憂い、みみずくは畑に秋野菜の種を蒔いた。大根、レタス、芋類、エトセトラ。


それが半分しか芽を出さんとはどういうことなんだろうか!


そんなことより、もっと現実的に卒論にとりかかるべきなのではないか。卒業後の就職先も、未定。羅針盤は半年前に壊れてしまったからしかたない。しかたないことは、生きている以上いくらでもある。もはや叶わぬことなんてゴマンとある。

でも、芽が出たものは、なんとか育てよう、と寝そべりながら考えるみみずくであった。

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