月夜のみみずく、生まれは湘南。人はかつてこの界隈に集う若者を湘南ボーイと呼んだ。サーフィンはおろか浮き輪で泳ぐのさえあやういみみずくだが。理想は仰ぐ富士の峰、希望は広き相模灘、とはみみずくがまだひよっこだった小学校の校歌である。今日は何年かぶりにこの地を訪れた。といっても通り過ぎただけだが。懐かしい友だちがそのままの姿ででてきそうな気がした。
空想は過去未来と巡ることができる。が、川の水がいつしか海へたどり着くように、人の命もしかり、決して時の流れに抗うことはできぬ。
ならば時の流れに身を任せることに、なぜみみずくはそんなに恐れるのか。
1 コメントはこちら:
わたしだって、先のことはわからない。
自分の選択が正しいのか。
後悔しないのか。
これからのことが怖い。
何かを恐れて自分の中に閉じこもるんじゃない。たくさんの人と出会って、他の人には味わえない経験をしてるみみずくは素敵だよ。
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