長い長い1日… 雹に顔をぶたれすすみ、とまりすすみ。富山、高岡、氷見、えっとこのホテルは……そう輪島、の行程。
とくに暗くなりつつあるなか能登半島横断は悪天候で死ぬかと思った。文字通り直径最大4ミリの氷粒か針のごとく顔にささり、手先足先はしびれた。それが無限の時を経るような錯覚にとらわれるのだ。
なぜいまここでこんなことをやっているのか。それは中毒に似ている。行き先標識左右の地名がともに全く知らんものだったとき、トラックにあおられるバイパスに入ってしまったとき、一秒悩む。しかし戻るという選択肢はない。これじゃ遭難する登山者と一緒だ。
今宵も月夜に導かれ、
あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。
いったいどこへ行き着くのやら。
そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録
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