今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

仮退院 鳥かごからの脱出

2008年5月2日

 

5月1日から6日まで、保護者同伴で、実家横浜にて外泊許可がでた。

閉鎖病棟での4月の1ヶ月間、。いろんなことがありすぎた。統合失調症、記憶障害、躁鬱病、頭の故障した年配のかたばかりのこの場所に、若年21歳の月夜のみみずく、一人。


鉄格子は鳥かごのよう。精神病院閉鎖病棟は、人間の辛苦に満ちた場所。親類からも見捨てられ、30年も、入院している人あれば、自殺未遂でここで保護されている人、記憶がすぐに消えてしまう人もいる……月夜のみみずくも、気分変調性障害、うつ病。頭の故障だ。


入院中、偶然訃報を知り、大好きだった寮の一年上の先輩の告別式にでたり、焼酎密輸自白事件、脱走未遂事件……いろいろあった。先輩がこっちの世界にきちゃだめだよっていう夢もみた。


精神病院閉鎖病棟。そこは人間の辛苦に満ちた場所である。

この先のことはなるべく考えないようにする。


外泊が、うまくいきますように。願いながら、昨晩横浜に帰ってきた。

1 コメントはこちら:

匿名 さんのコメント...

酒密輸事件の協力者のうちの1人です。ごめんなさい。今度は楽しそうな本を持っていきますゆえ…許してちょんまげ!!

外泊できてよかったやん!ゆっくりしてきや!!