今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

恋人について

2007年4月11日

 

 といっても別に僕が誰かに恋したわけではない。
 人を好きになることの考察をまとめたいと思っただけだ。

 有体に言って、人は2種類に分けられる。

 余剰の活力を主に外へ発散していく人。
そしてもう一つは内に構築していく人である。

 今晩はB集(週一回の寮での話し合い)があって人が集まった。いま深夜1時半であるが、この時間に意気投合して、飲み、あたり構わず叫ぶようなひとが前者である。
僕はこういう仲間を批判しているのではなく、むしろ憧れているといったほうが近い。
 
 僕も属する後者は、用がすむと、さっさと部屋に帰ってしまうような人だ。そこで本を読んだり、次の日の準備をしたり、寝ながら何かを考えているような人である。

 大学生ともなれば、おまけに男女ともにくらす地方大学ともなれば、当然恋人どうし、という関係が生まれる。数で言えば全体の3割くらいだろうか。

 一人一人をみていくと、恋人がいる友人は、先ほどの前者に当たる人が多い。付言すると誰かを一方的に好きになってしまう確率はこの法則とは関係が無い。これは経験則であるが、僕の知る限りでは、まず間違いなくこれに当てはまる。そして何においても要領のすこぶる悪い僕は、最近は人に惚れるようなこともなく、おおいばりで、ちょこっと劣等感もまじえ、後者の人間に属する。

 以上がなんとなく♂4の、腐った廊下の芋焼酎で、酔っ払って考えたことである。

 

 さて、今日は4つの講義を入れた。1近代日本文学購読、2地理歴史指導法基礎、3生活基礎、5中等社会化指導と教材展開Ⅰである。半分は卒業には必要のない社会科の講義である。こんな欲張ってしまって、あとあと大変になるのは予想がついているのだが・・・

 なにせは今の僕には余剰活力があるからね。ああ、くだらない。
しかしいったこのブログ、日に訪れる人は自分だけである。実質、このブログを見た人はまだ世界で10人に満たないのが現状である。

 最後に一言。自分の理想の人の条件を一言でいうと、つぎの質問に答えられるひとである。

すなわち。

「髪の毛が1本になっても、僕を愛してくれますか?」

にゃはは、世界が大爆笑だ。・・・・・・いや、これは不謹慎な言い方かもしれない。

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