大晦日、午後11時59分、文明が生まれた。
人類が夕方に生まれて、まだ7時間たっていない頃のこと。
それと同じもの地球のものさしで測れば、僕という人間が生きている時間は、仮に長生きしたってほんの数秒だ。
その数秒のうちに、数え切れない喜び、怒り、哀しみ、楽しみ、出会い、別れ、叱咤、激励、感動、絶望、羨望、自尊、劣等、勇気、弱気、思い上がり、さげすみ、友情、裏切り、悲観、楽観、客観、主観、中立、眠気、吐き気、回顧、郷愁、憧憬、優、良、可、不可、はては不受講・・・・・・がまるで線香花火の鉄粉が輝き飛び散り、流星のごとく、消えてゆく・・・
消えて行く・・・
後輩:メールアドレス変更しました。
月夜のみみずく:了解です! 緊急時にそなえて登録しときますっ
後輩:緊急時、、、ですか?え、えぇ。わかりました。
月夜のみみずく:化学部が生物部にのっとられたり、うちらが未履修問題で卒業取り消しになったときのような事態、ということだよ。
後輩:その時は心置き無く浅野に帰ってきてくださいね。俺は部屋で煎餅でもかじりながら結果報告を楽しみにさせていただきましょう。
月夜のみみずく:うーん、俺、というのはちょっと似合わないかな。
後輩:そっそうですか?別に何でも構わないんですが、押す回数が一番少なくて済むからってだけなんですよ?
月夜のみみずく:“よ”の方が若干短い。・・・でもそれをいっちゃあメーうつ時間の方が惜しいよね。ごめんね。
昨晩徹夜しただけで、ちょっとおかしくなってる。早く寝よ。明日は1コマから講義があるんんだ。
今宵も月夜に導かれ、
あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。
いったいどこへ行き着くのやら。
そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録
2007年4月9日
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