今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

二次試験

2009年8月21日

 

石川町のみなと総合高校にて実技試験。中華街のいりぐちにある。

ピアノだと思っていた。試験はオルガンであった。ペダルを上げ下げしたら音がでなくて頭まっしろ。ありゃ音量調節のペダルだ。あっというまに試験終了。ほかの受験者はみなうまかった。すべて男。


水泳。無事反対岸にたどり着く。


午後は場所をかえ個人面接。事前に書く面接カード、部活のところに合気道とかいたのはいいが誤って「実績」の欄に(途中で師範に暴言をはかれ半年で挫折)と余計なことをかいたいた。


ユーモアで通したつもりがつっこまれる。もしそれが学校の上司だったらあなたはどうするの?
もっともな質問に納得。試験官を誉めるべきである。どっちが面接者だ。


そのほかモンスターペアレントの対処、事故対応、大なわとび大会足を引っ張り仲間から阻害されつつある女の子の対処をロールプレイングするなど。面接室で子どものなかに入ってなわとびをする教師の仕草をしてたら、面接官は口をあけてみていた。直後説明をもとめられたのはいうまでもない。


集団面接ではくじで模擬授業者が決まるものと思っていたら、全員であった。テーマは 1日本語、2ボランティア、3住居 三分構想でなにができる? みみずくは日本語を選択し二年生国語として「敬語」の授業をしてみた。


集団面接で保護者が試験官の女性二人が入っていた。厳しい目つきで怖かった。真剣なのはわかるが、にこりともしない。この人こそモンスターではないかと疑ってしまうくらい冷たい感じの人だった。個人的な感想であるが。


その保護者のひとりから全員に「自分の授業に得点をつけるとしたら?」きかれる。


みなは<七十点>以上をあげた。みみずくは<二十点>とした。たかが三分、なんの教材準備もしないで、七十点の授業ができるものか。もしできるなら、誰だって教師になれる。みみずくはひねくれ者だった。

しかし周りの受験者はみないい人で親切かつ話やすい人たちであった。このなかで誰かが落ちるとは思えないほどみな堂々としていた。


みみずくは、今回は受からないと思うが、どっちにしても彼らが教師になれば、日本の教育は安泰だ。


面白い1日だった。


明日から仕事。

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