今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

侮蔑と抑圧の社会2

2009年5月6日

 

アルバイト店員は、本当に警察をよびにいくそぶりをして、ひとまず警備員を呼びにいったようだ……


で、驚くべきことに、みみずくはどのような行動をとったか!


天よ神よ笑うがいい、みみずくは固まってしまったのである。つまり関わらないように他人様のふりをした!


とうに母校の名は汚れた、いやそんな下らないことはこの際どうでもよろしかろう。人間として、恥ずかしい……


仲裁に入って、話かけるだけでもいい。それだけで事態は穏やかなものになろう。万一事態が悪化しそうなら、その男性かあるいは高校生を別の場所に連れていけばいい。

男性から障害者手帳を見せてもらえば、身元保証人の連絡先も書いてあるかもしれない。とるべき行動はあったはずなのに。


そもそも障害云々ではないだろうよ。人が人から手ひどい攻撃的言動を浴びているのだ。


その事態を見て見ぬふりをした。勇気がないばかりに。


あああああ。


結局、別のおばさんがやってきて、男性はたしなめられたあと、去っていった。


傍観者が、侮蔑の社会を許している。

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