今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

年越し

2008年8月2日

 

朝、はじめてIさんが夢にあらわれた。「部屋かたずけてなくって……」みみずくがいうと「いいよ」と笑顔。元気そうでほんとうによかった。あっちの世界でやっと落ちついたのだろうか。ほんの一瞬の出来事だった。


千葉のかずさの森でこどもたちと川あそび。千葉にくるのも、これでしばらく途絶える。


21歳。本当に波乱の年だった。身近かな人が死んだ。放浪もした。精神病院にもはいった。みみずくの人生がぐるぐるとかき回された。一年前の晩、こうなることなんて思いもしなかった。


耳をすませば、虫の声。夜に研ぎ澄まされ、鳥たちの寝息さえ聞こえる気がする。とりあえずは、生きて、23年目の朝日を迎えることができそうだ。みみずく、齢22。

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