今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

2週目 終了

2007年8月25日

 

金曜最後。あるクラスでの音楽授業はなんとか乗り切れた。

予想通り僕は緊張しきってしまい、授業のほうも強引なものになってしまったと青ざめていたら、研究室の先生、担任や音楽の先生、仲間は、逆になんでそんな落ち込んでるの? という風で、励ましてくれ、なんとか平常心を保てた。

リコーダーを必死で練習していたのが結果的に救いになったのだと思う。自分の吹いたへたくそなリコーダーだけは、授業の意図するものを子どもたちに伝えられたと思う。あれがなければ、どうなっていたかわからない。あれがなければ、研究会でも厳しい指摘だけでおわっただろう。そしてたたかれ弱い僕は立ち直れなかったかもしれない。

僕の呪いたくなるほどの悲観的な性格。いつもあだとなる。が、本当のピンチ、というときには、救いになってくれる。

驚き、なおかつ心配なのは担任の先生だ。連続で徹夜をしているようで、休日の今日も、深夜まで学校で仕事をされている。その努力は実習生など比にならない。それでも常に笑顔で教生を励ましてくれる。ここまですごい人はこれまであったことがない。一生のうちでこの先生に出会えたことに感謝したい。頭が下がる思いだ。

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