ETUDE - a Wish to the Moon -
久石譲 2003
たまに月のイラストに惹かれただけで、本やCDを買ってしまう。
久石譲のアルバムだが、北野武やジブリの誰の耳にもなじむメロディーではなくて、不協和音の多い、目をかっと見開いたような、憑かれた曲ばかり。
「月」はいつも穏やかではなく、常に狂気を秘める。
村上春樹の1Q84・・・ 気づかないで読み終わった人もいるかも知れないが、写真では確認できないほどの 薄く消えそうな月が背景にある。
目を凝らすとたしかに月が2つ夜空に輝く、軌道をはずした世界。
明日の明け方、日本では皆既月食が観測できる。
3月12日に、夜空に浮かんだ不気味な月。
地震のせいばかりではない。
最近の月は、何か不吉なものを感じる。
月夜の…
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