今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

お化けになりかけた

2011年6月24日

 

夜勤まえに家で仮眠していたら金縛りにあった�


目を開いた瞬間の視界が固定され、長い間動けない…�


説明しにくいけれど、まったく動けなくはない。
なんとか動こうとして、手をあげたり、膝を曲げようとしたり、寝返りをうってベッドから落っこちた…


�と思ったら不思議なことに、つぎの瞬間、またもとの場所に戻っている。鉛のように固くなった身体に戻っている。


動きたいから、それを何回もつづける。


意識だけが動けるようで、確かにベッドから落ちた衝撃は感じるのに、つぎの瞬間、またもとにもどるの繰り返し。


ユウタイリダツなんて、ばかげてるけれど、そのような状態に陥る。あるいは脳の錯覚で。


意識が、元の動けない身体の場所にもどらなかったら死んじゃうのだろうか。


金縛りの時間がどれくらいつづいたのかわからない。1分 いや10分……もっと長いあいだ……


取り合えずわかったのはユウタイリダツ、つまりお化けになっても、フワフワ浮けるんじゃなくて、重力でベッドから転落するということ。


あるいは不器用なひとだけそうなのかもしれない。

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