朝から夜まで働き、鉛のように重く疲れきっているはずなのに、もう五時間たつ。寝返りをうちはじめてから…
(なぜ 眠れない…!?)
(眠れないなら、思いきって本を読むなりすればいいのに、眠ることばかりに神経を使った……だからどんどん眠りから遠ざかっていくんだ……)
闇のなか、無意識に自分の生きてきた道のりのあら探しをしていた。そうしていると、同じように眠れず、病院から脱走することを考えていた病床の自分と重なっていった。
(あのときの不安の底に、また、陥るんじゃないか)
背筋がぞくぞくする……
怖い。
となりに誰かいる?
だれもいない。
いま誰の為に 生きてる?
はっきりしない。
死ぬことより、いま生きてることがはるかに怖い……、そう思える夜だった。
精神的な休みが必要だ。
2 コメントはこちら:
体も疲れているけど、心がもっと疲れてしまっているんでしょうね。
無理せず、お医者様に薬を処方して貰うのも良いと思いますよ。
睡眠障害は体と脳への毒です。死にはしませんけど、自律神経を壊します。
私はたまに思うんです。もう、老化して何も解らなくなってしまった人は、幸せなのだろうかって。
しかし、それはそれまで生きたことに価値があって、生きている限りは幸せなんだろうって思うんです。人の記憶の中に生き続ける限りは幸せなんです。
そして、痛みや苦しみや楽しみを感じられる事も幸せなんだと。不安定になっている時期の感情の発露は、人によって鬱であったり恐怖であったり、躁であったり、違う物ですから、不安を感じたら、迷わずお医者様の所へ行くのが一番ですよ。
みんな人間は、疲れれば、イライラすることもあれば、ヤケ酒を飲む事もあります。普通の現象なのだから、心配ないですよ。
私は、自分が今していること、これから進もうとしている道、それが正しいのか自信を持てたことが何度かしかありません。ほとんど、自分の能力や考えに疑問を投げかけます。
人に話をすると、それは考えすぎで神経が参ってしまうよ?と、アドバイスされたことがありますが、別に疲れはしないんです。自分のしている事が絶対正義だと思う方が、正常ではないから、自分の発想は凡庸な事で特別でないと解ったからです。
自分が自分を納得してしまえば、楽になることもありますよ。
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