今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

眠れない恐怖

2009年9月3日

 

朝から夜まで働き、鉛のように重く疲れきっているはずなのに、もう五時間たつ。寝返りをうちはじめてから…


(なぜ 眠れない…!?)


(眠れないなら、思いきって本を読むなりすればいいのに、眠ることばかりに神経を使った……だからどんどん眠りから遠ざかっていくんだ……)


闇のなか、無意識に自分の生きてきた道のりのあら探しをしていた。そうしていると、同じように眠れず、病院から脱走することを考えていた病床の自分と重なっていった。


(あのときの不安の底に、また、陥るんじゃないか)


背筋がぞくぞくする……

怖い。


となりに誰かいる?


だれもいない。


いま誰の為に 生きてる?


はっきりしない。


死ぬことより、いま生きてることがはるかに怖い……、そう思える夜だった。


精神的な休みが必要だ。

2 コメントはこちら:

コンソメパンチ さんのコメント...

 体も疲れているけど、心がもっと疲れてしまっているんでしょうね。
無理せず、お医者様に薬を処方して貰うのも良いと思いますよ。

 睡眠障害は体と脳への毒です。死にはしませんけど、自律神経を壊します。

 私はたまに思うんです。もう、老化して何も解らなくなってしまった人は、幸せなのだろうかって。

 しかし、それはそれまで生きたことに価値があって、生きている限りは幸せなんだろうって思うんです。人の記憶の中に生き続ける限りは幸せなんです。

 そして、痛みや苦しみや楽しみを感じられる事も幸せなんだと。不安定になっている時期の感情の発露は、人によって鬱であったり恐怖であったり、躁であったり、違う物ですから、不安を感じたら、迷わずお医者様の所へ行くのが一番ですよ。

 みんな人間は、疲れれば、イライラすることもあれば、ヤケ酒を飲む事もあります。普通の現象なのだから、心配ないですよ。

 私は、自分が今していること、これから進もうとしている道、それが正しいのか自信を持てたことが何度かしかありません。ほとんど、自分の能力や考えに疑問を投げかけます。

 人に話をすると、それは考えすぎで神経が参ってしまうよ?と、アドバイスされたことがありますが、別に疲れはしないんです。自分のしている事が絶対正義だと思う方が、正常ではないから、自分の発想は凡庸な事で特別でないと解ったからです。

 自分が自分を納得してしまえば、楽になることもありますよ。

Tsukiyo-no-Mimizuku さんのコメント...
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