今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

介護はきつい仕事ではない

2009年9月11日

 

みみずくは、4ヶ月目にして認知症の介護に、はじめて先輩から"向いてる"といわれた。


……下の世話からなにからなにまで、別に大変とも辛いとも汚いとも思わない。不思議なことに、なんの抵抗もない。要介護度がいくら高くても。


両腕が排泄物まみれになっても、生物学な危険については知っているから、別になんとも思わない。漂白剤とエタノールがあれば、全く大丈夫……


思いだすと、はじめての排泄介助や食介は高校生の時、ボランティアで老人ホームの仕事をやった。生きずまって苦しいときたまたま見つけた。


いま、非常勤なので給与は少ない。まともに生活できないくらい。しかし少ない分、入居者と家族の負担も少ない。ここのグループホームは、恵まれた環境にありながら横浜市の助成金もあり、格安の部類に入る。一次入居金50万円。月かかるとしても最大10数万円。市でももっとも安い部類に入る。


民間の有料老人介護施設ならば入居金1000万などざらだなのに。


それに比べればここは、安くて、住みやすい。職員も優秀。


みみずくはそこ今日も明日も働く。

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