今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

新しい街での暮らし

2011年9月15日

 

今日、みみずくは横浜から鎌倉に住所を移した。


来月から向こうで新しい生活と仕事をはじめる。それがどんなに退屈な記事でも、このブログは日記なのだから仕方ない。

9月も半分すぎたというのに、朝比奈の峠空にはマグリットの岩のような入道雲が浮かんでいるし、焼けるような日差しが
…実際街をゆく人々の肌を赤く焼いていた……降り注いでいた。


このブログでは、これまで自分の少ないながら体験してきた高齢者介護の仕事について、フィクションですとか附記しつつ、ごまかして書いてきたけれど、


次の仕事は、福祉の仕事ではあるけれど高齢者介護事業ではなく、職場がさらに容易に特定されてしまいしたがって書くことはできにくい。


(例えば、その仕事がまるまる街の山の麓の、少年更生施設だとか、刑務所だったら、いったいどうしてその施設の中で起こる具体的な事象を書くことができる?


それが命の電話のカウンセラーボランティアが、その仕事内容を死ぬまで秘密にするのと一緒のこと


郵便配達人が読んでしまったハガキの裏の内容を死ぬまで秘密するのと一緒のこと

いまや守秘義務がない仕事なんてない。


だから、どうしようか。


気持ちや考えを表現できないとみみずくは、満月の夜に狂って狼になってしまう。


ブログはやめて、全部フィクションの物語をつくろうか…

0 コメントはこちら: