今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

教員採用試験

2010年7月29日

 

前記事は、まったくの架空の話ではなくて、いま、みみずくは悩んでいる。


実は、六日後に、県の教員採用試験が迫っている・・・


自己アピール文の作成と、面接のための準備と、模擬授業の指導案づくり。
まだ何一つ進んでいない。来月4日の試験まで、仕事の休みは1日しかない。



こんな状況は前にもあった。教育実習中、教育学部の校舎の中で深夜。明日の授業のアイディアに困って、睡魔の中、音楽室のピアノの下で仮眠を取ったりして。切羽詰ってた。



あの時は仲間がいた。大学でも、学生寮にも。でも今は一人しかいない。暗いアパートの中で、孤立無援だ。 



まずは模擬授業だ。テーマは小学校、「子どもたち一人ひとりが、学習活動に興味・関心を持ち、学習意欲の向上につながる授業」

興味、関心を持つ、ということで、真っ先に思い浮かんだのが理科の実験の授業だ。


みみずくが学生の頃、鬼無里の小学校に行った時のことを思い出した。あの時、子どもたちは、われを忘れたように顕微鏡に熱中していた。顕微鏡の中に、彼らにとって未知の世界が広がっていた。



実習や研究会で何度も学校に足を運んだが、あのときの理科室は、その中でもとびきり尊い時間だったと思う。


みみずくは、大学の受験のときこそ文系であったが、理科室にこもって一人で興味の思いつくまま実験していた時間の長さは、誰にも負けない。


だとすれば理科の授業か。
では題材をなんとする?

 

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