今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

無力と役に立たぬことの意味

2007年12月11日

 

今日はやる気がまるでないので、寮にこもって読書。

『イエスの生涯』遠藤周作を読んだ。

英雄的でもなく、美しくもなく、誤解と嘲笑、裏切りとともに見棄てられ、斃れたイエス。この世のありとあらゆる辛苦を一身に背負い、ゴルゴタの岡で死ななければならなかったイエス。その生涯を綴った一冊。重い。重たすぎる。

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