みみずくの家に遊びにきてくれた深夜、大切な人。
急だったし、仕事終わりのこんな時間だったので大慌てで部屋を片付け、
レモングラスのお香を炊いて、山梨て買ったろうそくに火をつけて。
何か!何かださなきゃ、と思い、インスタントコーヒーしかなくて、
やかんがないのでバーナーとコッヘルて、湯を沸かして。そう、安曇野のミネラルウォーターがあった。
とりあえず、夏みかんでも食べてよね。これうちのばーちゃんちでいっぱいなるの。
ゆっくりしてって下さい?どうせもうバスもタクシーもないし、そんな乗り物なんていまのあなたには必要ないものね。
なんか疲れてるの?
悩みごとあるようだね?
久しぶりだから一緒に飲みたいけれど、うちにいまお酒はないんだ。レキソタンならあるよ。うー最近一年ぶりにまた先生んとこいったんだ。薬の力を借りることは悪くない。コーヒーはやめて、これを飲んで少し眠ったら?
僕?
おかげさまで相変わらずなんとかやってる。元気だよ。まだまだ勉強しなくちゃいけないね。ありがとう。いつも見守ってくれていてありがとう。
少し高い場所から、風のように見守っていてくれるあなたの気配を感じています。
みみずくはいつでも、あなたの味方。困ったらいつでもおいで。といいつつ、相談しちゃうのはいつも自分のほうだけどさ。
それにもう年上になったわけだから、しっかりします。
帰る?
うん。
忙しい時に寄ってくれてありがとう。
名前を呼んでください。
そしたら仕事中でなければたいていいつでも会えますから。
ではね。
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