今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

<猫ちゃん>とのこと

2010年4月25日

 

今日は……予定なら猫ちゃんとの散歩の約束の日だった。

猫ちゃんとみみずくは 八重桜の咲き乱れる頃、つまりごくごく最近、お付き合いを始めた。<彼女さま>とかくのが恥ずかしいし、慣れないので<猫ちゃん>と書く。

みみずく23年間の法則は突然の彼女の出現によって、覆された。

まさか、みみずくが誰かを好きになるなんて。好きになるだけでなくて、お付き合いするなんて。考えても見なかった。夢想はしたけれど、いつも寂しかったけれど、そんなことはもうないと、諦めていたのに……

さて……

今日は二回のデートだった。猫ちゃんも働いているから、なかなか会えない。この日を待ちわびて、みみずくは働きに働き、猫ちゃんも楽しみにしていてくれた。

空は晴れ渡り、みみずくは考えごとで徹夜の朝だった。

猫ちゃんから、待ち合わせの直前になって電話が……

猫「ごめんみみずく、今日、行けなくなった・・・」

み「(……行けなくなった!?えっ??えっ??×△◇○??)」

急にかわれない仕事がはいったという。

僕は電話を切る。

一瞬でも疑った僕を彼女は許してくれるだろうか……

もう一度電話がかかってきた。


猫ちゃんは泣いていた……

いままで一人で虚勢をはって生きてきたみみずく。

猫ちゃんはそんな僕に突然舞い降りてきた天使。
それも不器用で世界一愛くるしい……

1 コメントはこちら:

ta.no.sea さんのコメント...

え????彼女ができたー!?!?!?

報告求む。