今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

人付き合い

2009年2月24日

 

このブログの一番最初の記事が、自ゼミの追いコンのときだったから、もう丸二年がたった。


なにごとにも三日坊主の僕だが、どういうわけか中学時代から日記だけは続けている。偽りや醜いところを含め、自分のありのままの感情を書き連ねることは、結果的に不安定な心を落ちつかせていたし、自分の生きかたを少しはかえりみることができたと思う。

ブログはノートに書く日記とは違い、不特定の誰かが閲覧できるという点では、ありのままの自分を書くことの妨げにはなるけれど、たまに励ましのコメントを寄せてもらえることが、僕をどれほど勇気づけてくれたことか。


今日は朝から寮職員のおばちゃん三人につかまり、卓球をしたり、深夜3時まで大人数の人と接して、だいぶ負担が大きかった。せっかく自分たちを送る会を開いてもらって、途中友の言葉に不覚にも涙してしまったりしたのだけど、それらを全部含め、ぐったりと疲れてしまった。


これは決してまわりのせいではなく、自分のこころの体力のなさにある。どんなに親しい仲間でも、僕はひとりの時間がないと、すりへってしまうみたいだ。よく、四六時中団体行動している大学生がいるけれど、僕にはそれはできない。いや、いつからかできなくなってしまった。


だから将来、自分が家庭を築くことができないような気がして不安になる。祖母が人間ぎらいでつきあいを全くせず、ずっと一人で暮らしているが、僕もその血をうけついでしまったのかもしれない。


誰かをこころから好きになることができない。でも孤独にも耐えられない。だから僕は動物や植物に話しかけ、自分と対話するための日記を書く。

こんな生き方をしているから、僕の頭は故障してしまったのかもしれない。でも仕方がなかった。そしてある程度、幸せである。

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