みみずくは親友の家にいる。ここは地方都市で夕方であたりは暗くなりはじめて。こんなにのんびりしてちゃ式にまにあわないんじゃないの? ひとりだけあわてている。
式場のある東京に向かう手段は友人の車だけ。もう式場は多くの人が集まっている頃だろう。
東京にいくのに、なぜかのんびりと山の装備を揃えている先輩がいる。アウトドアメーカーに勤めていたので、
みみずくは、自分が買ったばかりの薄いモンベルのインナーダウンをみせて、「これじゃあ寒いですかね…」
友人の女の子の結婚式の時間は迫っている。
高速を飛ばしてもつくのは暗くなってしまう。
いつも大事なとき、こんなにのんびりしている仲間・・・
「早いよね、こんな日が来るなんて」そうだれかが小さく呟いた。
視界が光に包まれ白くなってゆく・・・
* * *
目が覚めた。
みみずくの友だちである彼女は結婚もしていないし、その予定もない。
ただいずれそんな日も来るだろう。
妙に懐かしい感じの夢だった。
今宵も月夜に導かれ、
あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。
いったいどこへ行き着くのやら。
そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録
2011年12月16日
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