今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

夢の結婚式

2011年12月16日

 

みみずくは親友の家にいる。ここは地方都市で夕方であたりは暗くなりはじめて。こんなにのんびりしてちゃ式にまにあわないんじゃないの? ひとりだけあわてている。


式場のある東京に向かう手段は友人の車だけ。もう式場は多くの人が集まっている頃だろう。


東京にいくのに、なぜかのんびりと山の装備を揃えている先輩がいる。アウトドアメーカーに勤めていたので、


みみずくは、自分が買ったばかりの薄いモンベルのインナーダウンをみせて、「これじゃあ寒いですかね…」


友人の女の子の結婚式の時間は迫っている。


高速を飛ばしてもつくのは暗くなってしまう。


いつも大事なとき、こんなにのんびりしている仲間・・・




「早いよね、こんな日が来るなんて」そうだれかが小さく呟いた。

視界が光に包まれ白くなってゆく・・・


* * *


目が覚めた。


みみずくの友だちである彼女は結婚もしていないし、その予定もない。


ただいずれそんな日も来るだろう。

妙に懐かしい感じの夢だった。

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