今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

世界で一番が松本が好き

2011年11月13日

 

11月の松本で野宿して、いま帰りの新幹線群馬県高崎駅を過ぎた。


アルプスに雪はまだなく、といって紅葉まっさかりの中信の朝の空気はぴんと張り詰め、まもなく訪れる凍える冬を迎えつつある。


そんななか橋の下で焚き火をして銀マットと寝袋で寝た。社会人三年目でやっと安物シュラフを卒業し気温−10まで耐えられるモンベルシュラフは、値段は高いがおそろしく軽量で、信じがたい暖かさ。友人二人は、車で寝た。

松本時代一年お世話になった松本一古く、由緒あり、またぼろぼろの下宿市川荘の大家さんにあいにいった。五年前、まだ小さかったお孫さんたちが元気な小学生に成長したのをみて、嬉しかった。江戸時代からありそうな半ば崩壊していたまるで忍者のからくりやしきのようだった本館は、取り壊され、更地になっていたが。。


写真をみていて、多少狂った大学生時代だったと思う。けれどもはいさえすれば大学はどんな人間でも受け入れてくれる場所だった。地方大学生の生活をしりたい高校生はまず、大学裏手と寮をみるべきだ。そこは社会のあたりまかがひっくりかえる特殊な空間である。


例えば水道はあっても蛇口がないような違和感。蛇口はそこになくてもだれかがもっている。
天井に足跡があったりする。


大学生は小学生にもできるゴミの分別ができない、あるいはあえてしないのか、大学はゴミの山だった。


とにかく、松本ではいろんなひととあい、話して2連休が終わりつつある。

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