昨日は、普通自動二輪の卒業検定。
結果。パイロン接触で、終了。
しかもスラロームで! クランクでも急制動でもない、スラローム。教習中は一回も失敗したことがないのに・・・
検定員は事前説明の教室からやたら威圧的だった。それに押された感があった。
もともと緊張症で、卒業論文の中間発表の時、頭が真っ白になってなにもしゃべれなくなったことがある。
「駄目かもしれない」そう思った時は必ず失敗する。プレッシャーに人一倍弱い。
そういうことがわかっただけでも、二輪免許を取ろうとしてよかったと思う。
* * *
いいこともあった。勤め先の常勤登用試験に受かった。秋から二回の論文と面接を切り抜け、やっと結果が伝えられた。
昨年の10月付けで、採用してくれるという。
コンビニ店員並みの給料が改められ、時給制は月給制にかわり、去年の夏の分からボーナスももらえる。
でも、誰にも言わないがあまり嬉しくない。
僕は一人だし、お金には困っていない。
正規職員でも、世の中の平均に比べれば、低い待遇であること。
それより、そういうことを誰にも、報告できないこと。
* * *
自分は、小学校の教員になろうと思っていた。
でも、現実にうまくいかないことが多すぎて、諦めた。
諦めの結果が、いまだとしたら、それは喜ぶべきことなのか?
* * *
いまの仕事は世の中で必要不可欠な仕事だ。
だけどそれに誇りをもてないでいる自分に最近気がついている。
今宵も月夜に導かれ、
あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。
いったいどこへ行き着くのやら。
そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録
2011年1月18日
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