今宵も月夜に導かれ、

あっちの止まり木へふわり、こっちの止まり木にふわり。

いったいどこへ行き着くのやら。

そんな「月夜のみみずく」の自分のための備忘録

PC復旧の目途がたつ

2007年2月23日

 

 試験期間が終わり、5日間の介護体験がおわって、乗鞍で「感性の森」に参加した後、やっとわが部屋に帰ってきた。ほっと一息ついて、そばにあった宝焼酎の500mlを空けた。気がついたら朝、なぜかパソコン(ThinkPad T41)が水浸しであった。
  このパソコンは去年の正月帰省した際に、入学祝いだから、といってIBMに勤める伯父が私に買ってくれたものだ。僕はそのころ容量約800MB、OS Windows95の電話帳のような中古ノーパソをかれこれ5年間つかっていた。大学にはいってから周りの友人が新しいPCを持っているなかで、レポートをかいたりプレゼンを作ったりしていたで、その新型パソコンを手にして、びっくりしたのだった。とにかくあまりに高性能すぎた。USBポートも赤外線ポートあり、DVDまで見れてしまうのだから! なにせいままで外界との接触はフロッピーしかなかった。
  
  状況から判断して復帰はありえない。奇跡的に生きていた40GのHDをお店に出して、バックアップをとってもらい、長野市中の電気店をさまよってやっと新しい“中古”パソコンを買ってきた。いま徹夜で復旧作業に当たっている。
 
 二代目 ThinkPad A21e  Cel700 128MB 40GB(元20GB) CDROMドライブあり
      OS:XP (元は2000が入っていたらしい) 価格2万7千円

 学生の貴重品は、保険証、印鑑、そして次にくるのがパソコンである。OSを入れたり、いろんなデータを復旧しているうちに夜が明けてきた。失ったものは、単なるものであったにせよ、人から給料をはたいて買ってもらった大切なパソコン。自分のだらしなさに反省。


今日読んだ本
『星々の悲しみ』 宮本輝 文春文庫
『木(こだま)霊』 北杜夫 新潮文庫

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